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ウィルキンソン タンサンの発祥の地は宝塚

11月15日、宝塚駅にほど近い宝来橋のたもとにあるホテル若水でタンサン発祥地の石碑の除幕式が行われました。

ウイルキンソン タンサンは英国生まれで神戸に来航したジョン・クリフォード・ウィルキンソン
(1852-1923)が明治22年頃、狩猟で立ち寄った宝塚の武庫川の川辺で炭酸泉源を発見したのが
始まりです。

クリフォード・ウィルキンソンは京都生まれの日本人中川くまと結婚し、二人の女児をもうけます。
この地で工場を建設し(のちに生瀬に移転)外国人用に「タンサンホテル」なる様式高級ホテル
まで建設しました。
長女がイギリス人のジョセス・プライスと結婚し、事業を引き継ぎましたが現在はアサヒ飲料の
傘下事業となっています。最近の炭酸飲料ブームでこの10年間で出荷量が10倍になったそうです。

今回はクリフォード・ウィルキンソンの曾孫であるパトリシア・レズリー・ディさんと夫のロジャー・ディさん
がイギリスから来宝され、イギリス総領事や中川宝塚市長同席のもと、石碑の除幕式と記念のセミナーが
ホテル若水にて行われました。

若水社長で宝塚国際観光協会会長である小早川優さんは宝塚ロータリークラブの仲間でもありますが
この地がタンサンの発祥の地であることに深い思い入れをもたれています。

セミナーでは宝塚市や宝塚温泉の歴史も詳しく紹介され、郷土に対する愛着がますます深まりました。

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