ナビックブログ

『超』建設業を日指して

西宮で4つの保育園と3つの幼稚園を経営されている学校法人阪急学園、社会福祉法人發榮福祉会の松本理事長様から在校生や卒業生のご父兄向けに発刊されている通信誌「なでしこ」の巻頭の言葉を執筆してほしいと依頼をいただき、その記事が本年2月号に記載されました。記事は5年前に発刊した「『超』建設業を目指して」の中から弊社の設立から社名変更の経緯、考え方や理念などを書かせていただきました。少し長くなりますが下記に転載しますのでご高覧いただけましたら幸いです。

 

 

 私どもの会社は西宮市生瀬東町で建設不動産業を営んでいます。私は大学を卒業後、伊丹の建設会社で12年間勤務していましたが、31年前の阪神淡路大震災の時、一人親方で工務店を営んでいた父からの要請で家業を継ぐことになりました。工務店を法人化して前職で培ったノウハウをもとにロードサイド店舗など土地活用を中心とした事業用建物の建設を行い、会社をつぶさないように必死の努力を重ねました。

会社を設立して10年が経過した2005年頃、京セラ創業者の稲盛和夫氏が主宰する「盛和塾」に入塾する機会をいただきました。そこでは上場会社やそれに準ずるような企業の経営者が本気になって、稲盛塾長が掲げる「利他業」について真剣に討議し、実践されていました。私も経営体験発表をする機会をいただいたのですが、先輩経営者からガツンと言われたのは、「あなたの会社は施主である地主に建物を建ててもらって、会社は収益をあげて、施主も喜んでおられるということだが、その建物がその地域の人々や20年後、30年後の将来世代にとって本当に良い建物なのか考えてつくっているのか?」と問われました。目の前のことしか考えない近視眼的な経営を行っていた私にとってそれは衝撃的な一言でした。

また「建設会社は建物を建てることがゴールになりがちだ。けれどもお客様にとっては、そこからがスタートになるのだから、その後のことを徹底的に考え抜いて建てることが大事だ。」という示唆をいただきました。そこで会社名をNAVIC(ナビック New Value And Impression Creator 新たなる価値と感動の創造者)に社名変更し、建設会社という概念を外して、真にお客様や地域のことを総合的に考えることを目指しました。また「三方善」(三方よし)を経営理念に盛り込み、施主と当社がWin Winという関係だけではなく、地域から見てどうなのか、将来世代から見てどうなのか、世間(社会)から見てどうなのかという視点を常に考えるようになりました。

どのような企業や組織であっても社会から強く必要とされない限り、成長どころか存続することすらできません。弊社では、宝塚市や教育委員会などの後援で宝塚市末広中央公園にて毎年5月に千人を超える子どもたちに建設の実体験をしてもらう「ナビネットまつり」や、近畿大学や京都大学など関西の大学の建築関係の学生が取り組むプロジェクト発表の場である「ピッチコンテスト」、神戸市教育委員会や高校、大学からの依頼で、私や弊社の社員が仕事のやりがいや目的について職業講話を行う「出前授業」などを行っています。これからの残された人生を、自社や自分の存在を通して、一人でも多くの廻りの人を少しでも幸せにするお手伝いをしていきたいと考えています。


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