ピッチコンテスト
建築学生ピッチコンテスト
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大会の趣旨
目的
1.サークル活動を通して得た学びを共有する
2.建築でできる未来の課題解決を考える
3.同じ志をもつ仲間作り
建築業界の現状と未来
みなさん、「建築業界の未来」にどんなイメージを持ちますか?
建築を学ぶ学生さんならきっと、明るい未来をイメージされることでしょう。
しかし現実には、深刻な働き手不足と高齢化で建築人口は減少の一途をたどっています。
未来の建築業界を変えたい、建築業界を目指す子供たちを増やしたい、
そんな想いから、私たちは子供向けの職業体験祭り「ナビネット祭り」を毎年開催し、毎年2000人以上の子供たちに大工さんや水道屋さんの仕事を実体験してもらっています。
目を輝かせながら釘を打つ姿、ヘルメットをかぶって足場を上る姿、
子供たちの表情をみていると、「建築ってかっこいい」ということを、私たちが再認識させられます。
そして「建築学生ピッチコンテスト」では、次世代の建築業界を担う若きリーダーたちにフォーカスし、
サークルでの活動を通して得た経験や学びを発信し、未来のビジョンを共有する場をつくることを目的としました。
同じ志を持つ仲間とともに、ぜひ建築業界の未来を盛り上げていきましょう。
第1回建築学生ピッチコンテスト
最優秀賞 賞金30万円
TSURiHA
interview
『ツリハの皆様優勝おめでとうございます。今の率直な感想をお聞かせください』
『建築学生ピッチコンテストにおいて、多くの方々に知っていただき、期待していただいたことに感謝しています。また、優勝にこだわって取り組んできた結果、こうして優勝できたことを大変ありがたく感じています。』
『賞金が今後のツリハに大きな影響を与えるため、非常に大きなプレッシャーを感じ、緊張しておりました。しかし、舞台で人前で話す経験が、今後の活動に必ず活かされると実感しました。』
『人前で発表することは非常に緊張することだと思いますが、何か秘訣はありますか?』
『私たちの前に発表していた方々も堂々と発表しており、その姿を見て、負けてはいけないという思いが強くなりました。緊張しながらも、最後までやり遂げました。』
『今日に至るまで、ツリハの皆さんは準備段階からチーム一丸となって頑張ってきたのではないかと思います。今日の成果は、チームメンバーの信頼関係や絆が深まった証だと思いますが、いかがでしょうか?』
『スライドを担当してくれた女の子がいて、私は原稿を担当しました。友達同士でお互いにチェックし合いながら、発表会をZoomで開き、改善点をみんなで話し合いました。その後、スライドも原稿も何度も作り直しました。結構バタバタしていましたが、2週間前の原稿と内容が全く違って、まるで最初から作り直すような感じになりました。そうした中で、団結力をもって乗り越えられました。』
『絶対にここだけは言いたいという部分は、しっかりとまとめられたと思います。限られた時間の中で、まだまだ伝えたいことがたくさんありましたが、要点を絞って発表できたのではないかと思います。』
『他のチームとの関わりや交流が良いきっかけになったのではないかと思いますが、他のチームの発表を聞いてどう思いましたか?』
『同じ建築という分野に属しているものの、普段はあまり関わりがなく、どのような活動をしているのか知ることができて良かったと思います。今後は、他の団体との交流の場を大切にし、積極的に自分たちからも探し、交流を深めていければと思います。』
『賞金が今後のツリハに大きな影響を与えるため、非常に大きなプレッシャーを感じ、緊張しておりました。しかし、舞台で人前で話す経験が、今後の活動に必ず活かされると実感しました。』
『次の代の代表に向けての意気込みやエールをお願いします。』
『ツリハにとって、このコンテストは賞金だけでなく、大学生や大人の方々との交流の場としても非常に貴重なものです。次回も出場し、優勝を目指して頑張ってください。ツリハの2連覇を目指して、頑張ります!』
登壇者紹介
TSURiHA
ツリーハウスを発信源に
地域を盛り上げていく
そして全国各地へ
TSURiHAは、学生の力でツリーハウスを作り、地域活性化を目指す学生団体です。敷地の募集から始め、コンペ、設計、施工、さらに完成後のイベント開催も行います。自分たちの手を動かし、実際に体験することで楽しみながら建築の学びに繋げています。奈良県吉野を拠点に活動し、現在10代目になりました。これからの目標として、本当の意味での地域活性化を目指しています。ツリーハウスを一つ建てるだけでは地域活性化は難しいですが、吉野で10年、さらにその先も続けることで可能性があると考えます。団体が大きくなるにつれ、依頼数の増加や遠方からの依頼に対応しきれない課題が出てきました。
そこで、TSURiHAを全国に展開し、各地の学生が運営する仕組みを作れないかと考えています。これにより、これまで拾えなかった期待にも応えたいです。
あきばこ家
リノベーションによって
建物だけでなく
繋がるまちづくりを
あきばこ家は学生を中心に、空き家のリノベーションを通じて地域活性化を目指す団体です。活動拠点の「ながせのながや」は築88年の長屋を学生たちで改修し、1階は地域サロン、2階は学生用住宅として地域と学生をつなぐ場となっています。地域サロンでは様々なイベントが開催され、月に200人以上が訪れます。
あきばこ家は、メディア班、DIY班、地域サロン班、イベント班の4つの班に分かれ、地域誌「まちばこ」の発行や子供たちを対象にイベントを企画しています。現在は旧三住医院を改修し、障がい者の新しい職場作りや地域の交流拠点を作るプロジェクトにも取り組んでいます。
将来的には、リノベーションを通じて東大阪市のまちづくりに貢献し、「東大阪といえばあきばこ家」と呼ばれる存在を目指しています。
古民家族
茅葺きや自然素材、
日本の伝統的な技術を
世界の人に知ってもらう1歩に
私たち古民家族は 2006年から西宮市山口町船坂を拠点に学生、社会人、職人が集まり、古民家の内部のリノベーションや茅葺き屋根の葺き替えなどを行っています。私たちは茅葺き屋根に必要な茅を自分たちで収穫したり、畑で小麦を育てたりして屋根材に利用します。そして古くなった屋根材は畑の肥料や土壁の材料になります。このことからSDGsなど環境問題が危惧される前から古民家は自然の循環を考えられていたことがわかります。また毎年「茅葺きウィーク」を実施し、職人と共に茅葺きの葺き替えを行っていますが、職人の減少や高齢化を 目の当たりにし、技術の継承の危機に直面しています。茅葺きの技術、文化を次世代へ繋ぐために、様々なことを経験し学び、共有することで、これからの建築業界の未来、私たち1人ひとりの未来を考えていきたいです。
スタジオ鴨
音楽と建築を通してできる
新しいアイディアを
多角的に創造していく
軽音活動を通じ音楽の人を繋げる力を実感しました。この力で人々のつながりが希薄になっていると謳われる状勢に抵抗しようと2案考えました。1つ目に”メロディハブ”。音楽、その器たる建築の人を繋ぐ力を試す場。これはベンチに内蔵されたスピーカーで座る誰もが自由に選曲できる物。好みの音楽の共有により繋がりは深まります。また、音の広がりから空間を感じられます。2つ目に”響のアトリエ”。音楽や建築をより身近にしようと考えました。これは小部屋複数にそれぞれ異なった音響対策をすることで同形状ながら全く異なった反響のする部屋を実現する物です。さらに中に楽器を様々配置し、触れてみる機会とし、楽器を始めるハードル緩和に繋げたり、音楽や美術品の引き立て役となり表に出ない建築の力を音響そのものを味わうという方法で強調したりできます。両案共に日常のすぐ側に配置したいです。
概略
SUMMARY
- タイトル
- 第2回建築学生ピッチコンテスト
- 開催日時
- 2026年2月27日(金)14:00~
- 会場
- 豊中文化芸術センター 中ホール
大阪府豊中市曽根崎東町3-7-2阪急宝塚線「曽根」駅 徒歩約5分
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- 審査基準
- 具体性・独自性・期待感・社会貢献度・スピーチ力
- 主催
- 株式会社ナビック
2026年2月27日(金)
第2回建築学生ピッチコンテスト開催予定!
優勝賞金は誰の手に!
建築を志すサークルよ、名乗りをあげろ!
参加ご希望の方はinstagramのDMまたは、
登録フォームからのご登録お待ちしております。
終了後のインタビュー動画や発表などの
当日の様子の動画を載せております。
興味のある方は上記youtubeをクリックしてください!
建築学生ピッチコンテスト
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