ナビックブログ

福島県視察

12月13日14日で福島県にある宮田運輸さんの物流倉庫の視察と原発事故からの復旧状況の視察をしてきました。

宮田運輸さんは原発事故の後、物流が途絶えた福島県で工業団地を作るプロジェクトを県主導で立ち上げたが、資材を運ぶ物流がないから工場の誘致ができないと困っていた福島県知事の依頼をうけ、工場がまだない工業団地に先行して物流倉庫と運輸設備を作るという無茶な計画の中で実際に地域社会の課題を企業が命懸けで解決に導いていく取り組みをされている会社です。

震災遺構の視察からスタートして宮田運輸様の倉庫、原子力災害記念館、浅野撚糸様の工場、汚染度の管理施設を視察しました。

私は原発の事故で福島県の人々は東電や原発を恨んでいるのではないかとテレビなどのマスコミの報道を鵜呑みにしていましたが、原発災害記念館では産業が全く育っていなかった福島県にとって原発産業は誘致当時は豊かになっていくために必要な産業であったことや恩恵を受けてきた中で事故が起こったから悪いではなく、一緒に生きていこうとされる現地の人たちの言葉を聞いて実際に現地を訪れる大切さを再認識しました。

今回は経営者の団体で行ったのでナビックでも視察団を組んで再度訪れたいと思います。

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