インド バンガロール視察の第二章はバンガロールのディベロッパーをされている会社と開発現場、そして実際に購入する人たちを視察しての気づきをまとめていきます。
現地で紹介してもらったMANA Projectの代表取締役のキショアさんが自社で取り組んでいる開発プロジェクトを視察してきました。(https://www.manaprojects.com/about-us/)

バンガロールに到着した翌日にアポイントをいただいていました。
時差ぼけ冷めやらぬ状態で待ち合わせのホテル Conrad Bengaluruの日本食レストランMIKUSUに伺いました。
ブランチで日本の寿司とインドの寿司の違いをぜひということで、お寿司をいただきましたが、やはり日本のお寿司を知っている私には違う料理のようでした笑
食事をしながら私が3代目を承継した話や資産運用や承継を目的としたコンストラクションカンパニー(建設業)であることなど、たどたどしい英語を用いて話をしていると「どれくらいの規模の建物が多いのか?」と聞かれ「大きいものでは10億円くらいのものから小さいものでは4000万円くらいのものです」と答えると「大きさは??」と聞かれ、「延べ床で3000㎡とか1000㎡とかですね」というと少し困った顔をされていました。
尋ねてみると「スクエアフィートでいうとどれくらい?」と聞かれ、一瞬フリーズ。
米国の不動産の資格であるIREMの授業で面積の単位はスクエアフィートだと教えてもらっていたものの計算方法は全く思い出せず、AIジミニーに教えてもらい何とか会話が成立。単位が違うことを改めて実感させられました。
また部屋の間取りの話をするとベットルーム数を重視したり、リビングと談話室と応接室の概念が少し違ったりとやはり海外で同じ分野の人と話すのは面白い。
またその時から少し感じていたのですがナビックが取り組んでいる規模とMANAさんが取り組んでいる規模は違うのではと思う節が度々あり、どれくらいの規模の会社なのだろうと思いながら食事を終え、いざ開発現場へ
5年前に開発したマンションから見に行くと14階建てのマンション700室が・・・
やはり規模がでかい
ただデザイン面や機能面はそれほど高くない様子。

そこから車で15分くらいの開発している現場に向かう車内から道路のあちらこちらにMANAグループの大型看板が

車内で「土地の大きさはどれくらいですか??」と聞くと「110エイカー」と
110エイカー・・・・エイカーという単位はディズニーのくまのプーさんでクリストファーロビンが夢の中に描く「100エイカーの森」でしか聞いたことがない単位
これもAIジミニーさんに「110 エイカーは何坪」と聞くと「約45,000坪」と返答
「どんなレベルの開発だ」と思いながら聞いていると現地に到着

ショールームに案内され、計画の全容の模型を見ながら説明され
「フェーズ4(4期)計画でフェーズ1では6棟1200室のマンションと富裕層用マンション200室からスタート」「フェーズ2ではスポーツアカデミーを誘致し、サッカー、野球、クリケット、テニスなどのグラウンドの整備をしながらマンション開発」、「フェーズ3では学校も誘致し、フェーズ4ではオフィスビルと商業施設を開発する」ビッグプロジェクト

これは民間企業の取り組みではなく、「市町村」もしくは「県レベル」の開発事業
でもこれを民間のMANA Projectさんが取り組んでいる
すごいスケールの開発事業でした。

ショールームを現地マネージャーが案内してくれている途中、インド人の夫婦や家族が商談や質問をしている姿を見ていると喜びが全身から醸し出されているのがよくわかる雰囲気

1室85㎡3LDKのマンションが2000万円で販売されていました。富裕層向けのマンションで8000万円
現地の警備員の月収が3万円から5万円の物価の世界で2000万円のマンションを買える人がそんなにいるのかと心配してましたが、日本でいうと高度経済成長初期の給与が毎年2倍に増えた強烈な成長期にインドも突入しており、来年、再来年、5年後の給与が格段に上がっていくことを前提に購入者も考えているのが現状
2000万円くらいのマンションは開発すればすぐに売れてしまうくらい需要が特需となっている様子でした。
需要が大きいことはわかりますが一民間企業で45000坪の開発資金をどうしているのか
非常に気になり質問すると
「インドの銀行金利は9.5%」全額借入するとキャッシュがもたない。
なので計画段階で600室(フェーズ1の半分)を先行販売する。完成する3年後には物価が上がっている(インフレ)。600室分の売り上げと借り入れで全体の資金繰りができ、残り600室分が利益となるくらいの開発利益が出る。それを元手にフェーズ2,フェーズ3,4と進めていき、この全体都市計画を進めていくんだと教えてもらいました。

買う側も作る側も売る側も前提は「インフレ」「経済成長」であり、飛躍的な躍動を強烈に感じました。
銀行金利が0.15%上昇したら連日ニュースになる日本と9.5%という事業者には厳しい環境下でも様々なアイディアを持って経済活動をするインド
5年、10年の間ですさまじい差が生まれるのではないかと少し恐怖心を抱いきました。
最後にもう一か所、見せてもらい同時に4か所の計画が進行していることを伺い、キショアさんの自宅へ

高級住宅街に建つ素晴らしい住宅は鉄筋コンクリート造3階建てで屋上はデッキになっていて一番大きいパーティーは100名規模
ここでもココナッツジュースとインド特有のベビースターのようなお菓子をいただき、家を案内してもらうと
いたるところにバーカウンターが・・・
ウイスキーやビールを進めてもらって
ここで飲んでしまうとずーと居座ってしまいそうなのでお断りしていると
テキーラ1杯だけと進められ

3杯いただきました。
次回は4泊5日で見た住宅・老人ホームのお話をさせていただきます。
こうご期待。













